ワタクシ:マスター、今回、ビール研究をしてみて
本当にビールって奥深い飲み物なんだなぁーって実感しました。
マスター:日本には200以上のブルワリー(醸造所)があるんだけど、
どんなに好きでもなかなか現地に行って飲むのは難しい・・・。
それで、3年前から中国地方のビール協議会の皆さんと
「地ビールフェスタinひろしま」という、いろんなクラフトビールを楽しめる
イベントを開催しています。
少しでも色んなビールの美味しさや楽しさを
広島の人たちにも知ってもらいたいなあと思って・・・。
ワタクシ:確かに、色んなビールがひとつの会場で楽しめる、っというのは
ビール好きにはたまらないかも。で、そこで色んな味や香りのビールも飲めるから
それぞれのブルワリーさんの違いも、ちょっとはわかるしね。
マスター:そうなんです。ビアフェスでは、実際にビールを造っておられる
ブルワ―(醸造者)さんも来てくれて、直接、思いやこだわりも聞けるから
一層、ファンになってもらえる。
何より、お客さんが「このビール、美味しい」とか、
「こんなビール飲んだことなかった」って
喜んでもらえるのが一番、嬉しいですね。
3年前から、秋に広島市内で行われている
「地ビールフェスタinひろしま」は、今回お話を伺っている
Beer Bar GOLDEN GARDE(略してGG)のマスターが
発起人となり、行っているイベント。
ワタクシもシロートながら受付で
チケットもぎりのお手伝いをしてます^^
ここで、昨年行われた様子をご紹介。
会場は広島市内にある鯉城会館。
会場前から、県内外から来られたお客さんでギョーレツ
実行委員長でもあるマスターの「カンパーイ」発声で
イベント開始!
受付でチケットと引換でもらうオリジナル試飲グラス
このデザインは、いつもお世話になっているデザイナーO氏のもの。
グラス片手に、会場内は大勢のお客さんでイッパイ!
毎回、1,000名以上の方が参加されるこのイベント。
みなさん、昼からグビグビいってます♪
今回の研究でお世話になった呉ビールさんも出展されてました。
昨年は、中国地方を中心に19社38種類のビールが中区のホテル宴会場に集結!
試飲用のオリジナルグラスを受け付けでもらったら、各ブースを巡って
好きなビールを存分に楽しめるので、一見、ビールのテーマパーク風でしょ。
今年は、9月5日(日)に
広島市内のNTTクレドホールで開催決定!!
詳細は4月1日に告知発表されるので、
またこちらもご紹介したいと思いまぁーす♪
(我らプラス部員も登場ーの予定です)
また、ブルワ―(醸造者)さんや、
ビール好きな人々が集うサイト「ビール日和」もCHECKです!
サイト>>http://www.beerbiyori.jp/index.html
全国にあるブルワリー(醸造所)の紹介や、
ビールにあるお料理レシピを紹介など、
もっとビールを楽しめる情報が満載。
"I LOVE BEER日記"というコーナーでは
みんなが飲んだビールが紹介してあるので、
「こんなビールがあるんだなぁー」って知ることもできます。
もちろん、登録(無料)をすれば、自分の飲んだビール自慢も
できます。
ってことで、
皆さんも勝手にビール研究どうですか?
★ビール研究の総まとめ★
今回の研究でわかったこと・・・
●ビールは奥深い!
●ビールは嗜好品である!
でも、大切なのは
楽しんで飲むことー!!
前回に引き続き、
Beer Bar GOLDEN GARDEN(ゴールデンガーデン)の
マスターにお教えて頂いたのですが、地元・広島でも
ビールを造っている醸造所(ブルワリー)があるそうなんです。
現在では県下、唯一の醸造所となってしました
呉市の「呉ビール株式会社(http://www.kurebeer.com/index.html)さん」
呉はご存知、世界一の戦艦「大和」を建造し、
海軍さんの町としても有名。
(かつて、呉の水産業カキ祭りでも研究しましたね・・そういえば^^;)
っということで、こちらで造られているのも
その名も「海軍さんの麦酒」です。

呉の名水"灰ケ峰の湧水"を使っているところがポイント。
また製造過程で酵母を取り除かず、生きたままビン詰めするので、
賞味期限は21日と短いけど、香りの良いビールが楽しめるんです。
以前、お客さんと一緒に工場見学をさせてもらったことがあるけど、
ビールを造られている佐々木さんが親切に教えてくれたよ。
やわらかい物腰の方なので、造られているビールも、やさしい味わいですよ。
呉駅から歩いて約5分のところに、 っということで、またまた呉へ行ってみました!
お店は道沿いにあるので、すぐに見つけられます。 「海軍さんの麦酒」というノボリが目印です。
店内には、レストランスペースと、ビールや地元の特産品を販売する スペースもあるので、観光帰りに寄っても良い感じです。
GGマスターご夫妻のご厚意で、事前に連絡をしてくれていましたので、
醸造所と「海軍さんの麦酒舘」というレストランを運営されています。
実際にビールを造られているブルワ―の佐々木さんっかり(!?)
お話しを聞いてきました!!
「先ずは、ビールの造り方から簡単に説明しますね」と、
普段は一般公開されていない工場へ侵入です。
最初は麦芽粉砕室
ここで、ビールの主原料である麦芽を粉砕するそうです。
ビールによって使用する麦芽も違うのですが、
約30種類くらいの麦芽があるそうで、
こちらでは約8から10種類の麦芽をビールによってブレンドするそうです。
佐々木さんが「ちょっと麦芽を食べてみますか?」と言われたので、
「このままでも食べられるんですか?」と、一粒戴いてみました。
香ばしくって、ナッツのような感じ。ビールのつまみにもなりそー。
その次のお部屋は、仕込室。
粉砕した麦芽を糖化させて濾過し、麦汁を造るのがこのお部屋。
ちなみにレストランから、この仕込室を見ることもできますよ。
佐々木さんが手書きでビールの造り方工程も教えてくれました。
シロートなワタクシにもわかりやすく教えて頂き、ありがとうございました!
そして発酵貯酒タンク室。
ここで、発酵と熟成をさせるそうです。
発酵・熟成の短い上面発酵のビールは、
麦芽を粉砕して、約1ケ月と1週間で完成。
発酵・熟成の長い下面発酵のものは、
麦芽を粉砕して出来上がるまでに、
約2から3ケ月もかかるそうです。
昨年の秋に期間限定で発売された
「バーレイワイン」というタイプのビールは、
6ケ月も熟成させたものらしいですよ。
最後に瓶詰め工場室。
こちらでは手動で1日に約500本を瓶詰するそうです。
実際には佐々木さんともう1名のおふたりで、
年間約60klのビールを造られているそうです。
工場見学を終えると、佐々木さんが、
こちらで造っている5種類のビールを出してくださいました。
写真右から
●ピルスナー:下面発酵のすっきり系。
日本の四大ビールで造られているタイプのもので、
日本人に馴染みの深い味わいでした。
●ヴァイツェン:上面発酵のもので、
小麦を原料とした、日本ではなかなか味わえないタイプ。
フルーティな香りが特徴でしたよ。アルコール度数は5%
●ケルシュ:すっきりしていて苦いがなく、
ほのかに果実の香りのするタイプ。
アルコール度数も4.5%と低く飲みやすいので、
女性に人気があるのだとか。
これは、グビグビいけそう・・・^^
●アルト:上面発酵で、深みのある赤銅色が特徴。
大葉の香ばしさを愉しむタイプのもの。アルコール度数5%
●限定バーレイワイン:アルコール度数と甘み・苦みの
バランスが愉しめるもの。
アルコール度数も9%とやや高め。
ちなみにバーレーとは、大麦のことらしく、
ワインの造れないイギリスで、ワインのような香りのビールを
造ろと出来たのが、このバーレイワインなんだとか。
たしかに6ケ月も熟成させただけあって、味もまろやか。
ワタクシが好きなタイプです(*´▽`*)
こちらでは、毎年行われているビアコンテストに出展し、
たくさんの賞も受賞されています。
それらのメダルも店内に展示されてます。
佐々木さん:ビールって本当に様々な種類があるので、
嗜好品とも言えると思うんですよ。
中には地ビールは苦手だ、って言われるお客さんもいらっしゃるけど、
色々と試して愉しんで飲んでもらいたいな。
ワタクシ:こちらでは、レストランでお料理とビールが楽しめますが、
地元の方が多いのですか?
佐々木さん:近くに大和ミュージアムがあるので、
県外からの観光客も多いですが、地元の方も多くこられますよ。
やはり地ビールは地元の方に愛されるのが一番ですから。
これからも地元の方に長く愛されるビールを造っていきたいですね。
むむっ・・・奥深しビール!
でも、地元の愛されるビールだから地ビールっていうのかもなぁ。
★本日の取材協力★
呉ビール株式会社さん
海軍さんの麦酒舘
呉市中通1-1-2 ピューポートくれ1F
電話:0823-26-9090
営業:平日 17:00ー23:00
土 11:30ー23:00
日・祝 11:30ー21:00
さて素人レベルで「勝手にビール飲み比べ」をしてみましたが、
イマイチ良くわからなぁーい!
ということで、プロに聞いてみることにしました。
お話を伺ったのは、この方。
広島市内のBeer Bar「GOLDEN GARDEN(ゴールデン・ガーデン)略してGG(ジージー)」のマスター福本貴志さん。
マスターの奥さんとはワタクシが広島に来た6年前からお仕事でお世話になっていることもあり、良くしてくださっています(いつもありがとサンキューですm(μ_μ)m)
マスターが27歳の時に行ったオーストラリアで「ビールの奥深さ」に感銘し、
帰国後オープンさせたのが3年前。
マスター:ビールって一言で言っても本当に色んなスタイルがあるんですよ。
世界に85スタイル(日本地ビール協会ビアスタイルガイドラインでの分類)もあるのに、日本の銘柄はほとんどピルスナーという1種類のもの。もったいないですねー。
ワタクシ:Oh=!!そうか、だから日本のメジャーな銘柄で飲み比べしても、
あんまり違いがわからなかったんですね!
マスター:ビールの原料の基本は"麦芽、ホップ、水、酵母"の4つ。
副原料として、米やコーンスターチのほか、コリアンダーといったハーブやスパイス、
チェリーなど果実もあります。
ちなみに、ビアスタイルとは、これらを色、香り、味わい、アルコール度などで
わけたものをいうんですよ。
ビールには、甘いものや、スパイシーなもの、フルティーな香りのするものなどもあるし、度数だって20度を超える強―いヤツもあります。実は奥深いんです。知ればしるほど飲むのももっと楽しくなりますよー。
ワタクシ:Wao!そんなに種類があるなんて知らなかったーW(≧O≦)W
是非ぜひご教授を!
ということで、ビールの基本を教えてもらいました。
◆ビールの基本
Q)ビールって、どうやって造るの?
最近では、家でマイ・ビールを造るキット「自ビールセット」、などが売られてますが・・・。
※注)日本では1%以上のアルコールを含む飲料を酒造免許なしで作ることは禁止です。あしからず・・
マスター:ビールの原材料は【麦芽・ホップ・酵母・水】が基本。
造り方は大まかに言うと「(1)麦芽を砕いて、(2)湯を入れて糖化させて、(3)麦汁にして、(4)ホップを入れて煮て、(5)濾過し、(6)冷やして酵母を入れて、(7)発酵、(8)熟成」という流れです。
ワタクシ:これなら、家でも造れそう!(味の保障はないけど・・)
まぁ、今回は時間も費用もナイってことで「自ビールづくり」研究はお預けです。
Q)ビールの種類を教えて
マスター:日本地ビール協会のビアスタイルガイドラインでは、
世界のビールを85スタイルに分類しているけど、
大きく【上面発酵】・【下面発酵】・【その他】の3つに分けられるんです。
簡単にまとめると・・・
【上面発酵】
常温に近い温度(20℃前後)で発酵させる方法。
発酵の終りに酵母がビールの液の表面(上面)に浮かんでくるので、
その名前がついたんです。
数週間の短期間熟成型。
イギリス、アイルランド、ベルギーのビールに多い。
【下面発酵】
比較的低い温度(10℃前後)で発酵させる方法。
発酵の終りに酵母が底(下面)に沈殿。
約1ヶ月以上の長期熟成型。
世界各国で主流になっている醸造法で、
日本の四大メーカーの多くのビールは、
この下面発酵の中の「ピルスナー」に分類されます。
【その他】
自然発酵ビールや、フルーツビール、酒イーストビールなど。
※自然発酵ビール・・・・培養した酵母を使用せず、
空気中を浮遊する野生酵母を使って自然発酵させる方法。
20℃前後の高温で造るベルギーの伝統的な醸造法。
Q)ビールの愉しみ方は?
瓶や缶のままではなく、グラスにそそぐ。
★本日のまとめ★
今回の研究で、日本のビールは黄金色が定番だけど、色や香りを楽しむ嗜好品としても楽しめるのがビールの奥深さ!ってことを学んだワタクシ。
色々と試したいワタクシにマスターが出してくれるのは、銘柄に併せた専用のグラス。
特にベルギーのビールに多いそうですが、銘柄毎にそれ専用のグラスがあって、これに注いで、泡立ち、香り、色も愉しみながら飲むそうです。
これは「この形のグラスで飲んでもらえれば、
このビールの魅力が際立つ」って事らしいのですが、
ワタクシには「おっ、これはちょっと濁ってますね」とか、
「ワインみたいに薄ピンクでキレイー」くらいにしか未だわかりません・・
まだまだ修行が足りませんね(^^;ゞ
◆取材協力◆
REAL BEER STYLE GOLDEN GARDEN(ゴールデンガーデン)
広島市中区新天地2-12西豊ビル2F http://golden-garden.jugem.jp/
●参考サイト
ビール日和
日本地ビール協会
●参考図書
Beer mania(藤原ヒロユキ著/日之出出版)
もやしもん8巻(石川雅之/講談社)
個人研究第3弾のテーマは「ビール」
何故に「ビール」なのか?の謎解きは最後に残し、とりあえず「ビール」の研究をスタートさせたワタクシ・ヤスナガです。
そう・・・、ビールは、居酒屋であっても、小料理屋であっても、はたまたピザ屋であっても「とりあえずビール」とオーダー。
(小ネタ:「TORIAEZU」という銘柄のビールがあると思った外国人も少なくはないらしい)
家であっても、「風呂上がりに一杯」が日本のお父さんの喜びの一つ。
(撮影協力:奥出雲町 観光課のみなさん)
そんなにも身近なビール。
近年は「ノンアルコールビール」がまたたく間に広まり、
発売1ケ月で年間販売予定数を売り切った!という報道もあった程。
アルコールは入っていないので厳密に言うと「酒ではない」という分類だけど、
そうまでして飲みたい「ビール」は、スゴイ!です。
ワタクシは、ノンアルコールを飲む必要はないので、
話題にはなっていましたが、未だ飲んだことがなかったので、
これを機に購入してみました。
感想は・・・と言いますと、「ん・・・・甘い?」
確かにビールのような清涼感はあるけど、なんか甘いのかなぁーって感想。
っとそこでギモン。ビールって飲み比べできるんでしょうか?
日本酒には「きき酒」ってありますし、ワインも「テイスティング」ってありますもんね。
ビールってどうなんだろう????と思いたち、早速、近所のスーパーへGO!
色々ある中から、日本四大メーカーのものをチョイス。
たくさん飲んで味がわからなくなってはいけないので、
小さなサイズで挑戦です。
基本のキリン 一番搾り
【材料】麦芽、ホップ
【アルコール度数】5%
【色】透き通ったゴールド
【味】ちょっと苦みのきいたタイプ
こちらも定番 アサヒ スーパードライ
【材料】麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
【アルコール度数】5%
【色】透き通ったゴールド
【味】キリッとした辛口タイプ。喉へのキリリ感が強い。
サッポロと言えば「黒ラベル」なんでしょうが、
ここは個人的に YEBISU(エビス)
【材料】麦芽、ホップ
【アルコール度数】5%
【色】透き通ったゴールド
【味】前出の2つに比べると苦みとコクがある感じ。
サントリーのモルツ
【材料】麦芽、ホップ
【アルコール度数】5%
【色】透き通ったゴールド
【味】スーパードライよりは、キレは弱いけど、コクのあるタイプ
★本日のまとめ★
日本で売れている!?と思われるビールたちを一気にイッパイ飲み比べした結論=33
「ビミョーな違いはあるものの、どれも同じ・・・・なのかぁー????」
喉の渇きを潤す、って感じで清涼飲料水的に飲まれている日本のビールは、
「コクとキレ」を追求されたものだから、あまり違いなんてないのかなぁー。と
素人レベルのワタクシでは思ってしまいました。。。
が、これでは研究になりませんので、
次回は、そこんとこプロの方にお聞きしてみたいと思いますー!